ポーランドでは生活するのに「PESEL Number?」と聞かれることがある。PESELの正式名称は Powszechny Elektroniczny System Ewidencji Ludności と呼ばれ、住民登録すると割り当てられる番号である。どうやらこれがないと始まらないようだ。
登録してもらうためには市役所に行く必要があるが、自分の住所の管轄の市役所(支所)がどこか確認しておくこと。そうしないと無駄足になってしまう(経験者は語る)。
住民登録のためには居所が必要となる。つまりアパートなどに定住している証拠として、アパートの契約書を提出する必要がある。もちろん、本人確認のためパスポートも必須である。
市役所では日本と同じようなタッチパネル端末で、市役所での用務ごとに順番を待つためのスリップをもらう。
順番が来ると、簡単な質問に答え、登録のための事務手数料を払うと登録されたことの証明書が発行される。これで一歩前進した。