チェックリスト:受け入れ先の eメールアドレスを取得するのは大切(SPAMフィルタで日本のアドレスは拒否されることを経験している)
受け入れ先はポーランドで最も歴史ある大学 Uniwersytet Jagielloński である。略して UJ 、学生たちはこれをポーランド語読みで「ウヨット」と言うようだ。何しろ 1364 年からの歴史があり、中央ヨーロッパではチェコのカレル大学に次いで古い大学である。コペルニクス、ヨハネパウロ2世、(最近になるが)バーシアなど著名な卒業生を輩出している。世界中から学生が集まる、学生の街クラクフ、いやポーランドを代表する大学である。ポーランドの学生は大学教育が無償となっており、ポーランドの大学進学率は高い。

受け入れ先は Faculty of Philosophy –> Institute of Philosophy –> Dept of Cognitive Science であり、したがって Invitation Letter は Institute of Philosophy の長発となっており、全く違う分野の先生からいただいたことになる。恐縮である。
UJはクラクフにキャンパスや事務所が点在しており、私の知る限り以下がある。
- 本部 (ヤギロンスカ通り)
- 国際連携室があるチャプスキ(Czapskich)通り
- Institute of Philosophy があるグロヅカ通り
- 応用数学、コンピュータサイエンスを含む Pychowice の新しい広大なキャンパス
私が共用の部屋をお借りしているのはグロヅカ通りになり、まさに旧市街の中である。


まだまだ日本と比べ肌寒いし、思った通りに行かないことばかりであるが、何か成し遂げて帰りたいという思いがふつふつと湧いている!
一方、すぐに組織改編の話があり、受け入れ先が学科から独立し、CogSci Center (ポーランド語ではカテドラと言うそうだ)となることになった。これが何を意味するかは今後明らかになるだろうが、聞いた範囲では、使用する部屋が増え、リノベーションを含むとのとこ。ビッグイベントであることは間違いない。このことからも学んで行きたいものである。