理由はKeukenhofの開園が5月12日までだと聞かされたからである。Keukenhof とは多種多様かつたくさんのチューリップが咲き乱れる、オランダに観光に行くなら誰もが行く公園である。名前までは日本人には知られていないかもしれないが、そこにはいわゆるオランダのイメージ、いやそれ以上の見事な光景があった。
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ポーランドの住民登録:PESEL

申請書(右)と証明書(左) ポーランドでは生活するのに「PESEL Number?」と聞かれることがある。PESELの正式名称は Powszechny Elektroniczny System Ewidencji Ludności と呼ばれ、住民登録すると割り当てられる番号である。どうやらこれがないと始まらないようだ。
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受け入れ先: Center for Cognitive Science, UJ
チェックリスト:受け入れ先の eメールアドレスを取得するのは大切(SPAMフィルタで日本のアドレスは拒否されることを経験している)
受け入れ先はポーランドで最も歴史ある大学 Uniwersytet Jagielloński である。略して UJ 、学生たちはこれをポーランド語読みで「ウヨット」と言うようだ。何しろ 1364 年からの歴史があり、中央ヨーロッパではチェコのカレル大学に次いで古い大学である。コペルニクス、ヨハネパウロ2世、(最近になるが)バーシアなど著名な卒業生を輩出している。世界中から学生が集まる、学生の街クラクフ、いやポーランドを代表する大学である。ポーランドの学生は大学教育が無償となっており、ポーランドの大学進学率は高い。

コペルニクスの銅像(Pomnik Mikołaja Kopernika) 受け入れ先は Faculty of Philosophy –> Institute of Philosophy –> Dept of Cognitive Science であり、したがって Invitation Letter は Institute of Philosophy の長発となっており、全く違う分野の先生からいただいたことになる。恐縮である。
UJはクラクフにキャンパスや事務所が点在しており、私の知る限り以下がある。
- 本部 (ヤギロンスカ通り)
- 国際連携室があるチャプスキ(Czapskich)通り
- Institute of Philosophy があるグロヅカ通り
- 応用数学、コンピュータサイエンスを含む Pychowice の新しい広大なキャンパス
私が共用の部屋をお借りしているのはグロヅカ通りになり、まさに旧市街の中である。


まだまだ日本と比べ肌寒いし、思った通りに行かないことばかりであるが、何か成し遂げて帰りたいという思いがふつふつと湧いている!
一方、すぐに組織改編の話があり、受け入れ先が学科から独立し、CogSci Center (ポーランド語ではカテドラと言うそうだ)となることになった。これが何を意味するかは今後明らかになるだろうが、聞いた範囲では、使用する部屋が増え、リノベーションを含むとのとこ。ビッグイベントであることは間違いない。このことからも学んで行きたいものである。
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国際小包がポーランドに届いた!

25 PLNの関税がかかってしまったが、1/23に発送手続きをした3つの箱が無事研究室に届いた。4/4に通関待ちとの連絡が国際郵便マイページサービスからあったが、まだ家が決まっておらず焦ることになる。
つまり、このまま研究室に箱が届いてしまうと、箱を研究室から家に送らなければならず、二度手間になってしまうからである。ようやく4/5に家が決まってから、ポーランド郵便に何度も送り先を変更して欲しいと連絡したものの、配達中という返事で、自分がいない間の研究室に配達されてしまった。関税は研究室の学生が立替えてくれた。ありがとうございます。
配達されてしまったものは仕方がない。箱を新居までタクシーを使い運ぶことにし、配車アプリで「大きな箱が3つあるので運んで欲しい」とリクエストした。結果的にはこれが大正解で、タクシーであればアパートの地下駐車場のエレベータ前まで横付けでき、自分で箱を運ぶ距離を最小化できた。
これで、ようやく肩の荷が一つ降りたことになる。関税がかかったことについて納得が行かなかったので Poczta Polska に問い合わせたところ、2021年7月より、EU向けに1箱あたり 8.5 PLN かかるようになったとのこと。0.5 PLN 学生に返す必要があるかもしれない。
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クラクフでの家探し:イースター休暇に注意!
遠く離れた異国で、どこに住むかは重要な課題である。サバティカル受け入れ先大学が全て用意してくれる場合はラッキーであるが、自分自身でアクティブに動かないと何も進まない。今回お世話になる UJ には International Relations Office があり、Accomdation についても記載があった。これは期待できると問い合わせたところ、長期的な住まいについては自分で借りてくれという返答であった。
最も良いのは、出国前に住所が決まることである(荷物をそこに送ることが可能)。一方、決めることを優先してしまい、物件を見ずに決めることにはリスクがある。今回はホストのBipin教授のご親切で、荷物を一旦研究室に送らせてもらうことになった。このことについては記事を改めたい。これで、クラクフに行ってから物件を実際に見て探せることになる。もちろん、入国してから物件探しの間は一時的に住む場所が必要なので、今回は7日間アパートを借りることにした。アパートはクラクフ中央駅から徒歩圏で、洗濯機とキッチンがあることで、幸い Booking を通して予約できた。


ここからが問題である。入国した3月29日はイースター休暇の時期だったのである!事前に調べておけという話ではあるが、イースターは4月になってからとしか認識しておらず、毎年大幅に時期が変わることを全く知らなかった。したがって街は移動の人でごった返している割には、不動産屋にかぎらずお店が閉まっているという最悪のパターンとなった。これに土日が重なり、最初の4日間は何も物件探しができず…。
結局、Facebook の Krakow Apartment 4 Rent グループを通じて、道路を挟んで向かいのアパートを借りることができた。家賃は光熱費、インターネット接続を含め月々5,000PLNほど。これが安いか高いかは分からないが、ようやく落ち着いた。


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ポーランドでの通信手段確保
何はなくとも確保しなければならない。今回は Orange Flex を選択した。理由は以下の通り。
- すべてがオンラインで完結
- eSIM対応
- リーズナブル (30GB, 国内無制限通話/SMS で 30 PLN/月, 契約期間の縛りなし)
必要なことはスマートフォンへのアプリのインストールのみで、アプリの指示に従えばeSIMのダウンロードも含め行ってくれるという素晴しいものであるが、以下のトラップがあった:
- クレジットカードセキュリティ問題:日本で常用しているカードが使えなかった。
- APN問題:マイナーな Android あるあるな問題のため、ある程度予期していたが、APN設定を探すにも通信手段が必要というニワトリ卵問題が…。
- オンライン必須:契約を進めるための通信手段があることが前提である。余裕があれば日本で契約しても良かった。
数年前まで海外に行く時は SIM カードを持参するためのケースを準備していたことを考えると隔世の感がある。
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ポーランドへの国際小包
チェックリスト:段ボール、台はかり、国際郵便マイページ登録
反省:できればポーランドの携帯番号を事前に取得し登録しておくと、配達状況が準リアルタイムで分かり便利
日本からポーランドへは2024年1月現在でSAL便は停止しており、船便しか手段はない。また、長さ1.5m 長さと横周の合計3m、最大20kgという制限がある。2016年にスイスに荷物を送った時には30kgだったので、この差は大きい。
まずはこの規格に合う段ボールを探すことから始めなければならない。幸いホームセンターで調達できた。
次は何を、どれだけ梱包して送付するかである。国際小包が面倒なのは税関手続きがあるからで、内容物とその値段を1つ1つ細かく申告する必要がある。幸い、国際郵便マイページで伝票を印刷できるようになっているため、コンピュータで可能な限り省力化することはできるが、やはり面倒であるには変わりない。
また、どれだけ梱包するかを正確に測らなければならない。この時活躍するのがスーツケースの重量を測るために購入したハカリである。重要なことは「ハンギングスケール」では役に立たず、必ず台はかりを用意することである。我が家は2017年にこれを購入し、海外出張のときは必ず携行するようにしており、このはかりを導入してからストレスが一つ減った。
スイスの時は始めてで何があるか分からなかったので、合計4箱(120kg)送付したのだが、今回はある意味慣れたもので3箱(合計60kg)送付することにした。中身の大部分は衣料品である。また、日本でしか調達できないかもしれない乾物、缶詰、麺類などを詰め込んだ。また、炊飯器とコーヒーミルも現地では調達できないだろうと考え送ることにした。
これら3箱で郵便料金11900円×3となった。無事届くのだろうか…。
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ポーランドのビザ申請 (National D)
基本的にはここを参照すれば良い。90日以上の滞在のためタイプDとなる。
- 申請書をオンラインシステムe-Konsulatで作成。一度作成するとアップデートできないというトラップがある。また、デフォルトで作成日より2週間後の日付以降しか面接面接予約ができないようなので、90日以上の渡航が決まったらできるだけ早く作成すること。完璧でなくても問題ない。上田の場合は先方の組織名、Contact Personの連絡先を入力していなかったが面接時にそのことを申告すれば問題なかった。
- パスポート。こちらで更新したものを提出。
- 個人データと写真のあるパスポートのページのコピー。
- 欧州連合国内で有効な30,000ユーロ以上の健康保険。英語版の付保証明書を取得し提出すれば良い。フライトの日付から有効でなければならない。
- 往復航空券または予約確認書。つまりビザを取るにはフライトスケジュールを確定しなければならないということ。旅行代理店を通せばチケット代金を支払っていなくても発行してくれる場合がある。
- 復路航空券が未購入のため自筆署名入り宣誓書を作成
- 滞在場所の証明。到着後1週間のホテル予約確認書を提出。
- 滞在資金の証明書類。クレジットカード会社に「残高証明」を発行依頼。利用枠100万円あれば問題なかった。
- 現在の就労先からの推薦状。本学はサバティカルが制度化されており、人事部に「ビザ取得用証明書(英文-在外研究用)」を発行依頼できる。
- ポーランドで就労予定の会社からの招聘状。オリジナルであるのが最良。つまり先方の署名があるものを郵送いただくことになる。返却して欲しい場合にはあらかじめコピーも提出する(審査の時点ではオリジナルが必要のため)。
- 現在の就労先からの在職証明書 – 勤務開始日、役職および給与額が記載されたもの。人事部に「在職証明書、給与見込証明書(いずれも英文)」を依頼可能。
帯同者のビザも同様であるが、発行1ヶ月以内の戸籍謄本が必要となるため十分余裕を持って取得しておくのが良い。
目黒区三田にあるポーランド大使館領事部での面接は親切な日本人職員により行われる。特に気負う必要はない。

