申請書の締切りが過ぎていたという話の続きである。理系共通事務部を部局内締切り(*)である4月18日までに通し、チェックの後4月25日に本部に提出という流れだったのだが、部局内締切りを忘れてしまっていた(理系共通事務部の皆様すみません)。担当者には本当によくしてもらった。この場をお借りして深謝する。自分の中では4月25日に提出すれば良いと思っていたものを、できるだけ早く提出しなければならなくなったため、申請書は勢いで作成・提出せざるを得なくなってしまった。 (さらに…)
カテゴリー: 研究
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ジョン万への道(2) 受入先確保
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海外出張時インフルエンザになった話
3月末に国際会議発表と研究打ち合わせのため、シドニーとブリスベンに出張したのだが、出張先でインフルエンザを発症してしまい、体力をかなり奪われ、回復するまで2週間以上かかった。いや正確にはまだ回復途上である。昨日前期はじめての講義があったのだがフラフラになりながらも何とか務めることができ一区切りついたのではないかと思っている。今回は2週間以上インフルエンザとそれに伴う体調の悪化に悩まされたことになるが、この経験は海外で病気になったときの対処や、国によって医療に関する文化の違いについて色々と勉強になったので、恥を忍んで書き残すことにする。
3月25日に出国し、ITM->HND->SYDの経路で、26日にイースター休暇真っ最中のシドニーに到着。27日に発表を行い、会議終了後の28日夜にブリスベンに移動する旅程である。シドニーのホテルをチェックアウトした28日から体調が悪く、ブリスベンに到着した28日の夜にはかなり高熱となり、ボーッとしていた。たまらないので持参していた解熱鎮痛剤を一度だけ服用した。思えばこれがあまり良くなかったのかもしれない。
ブリスベンでは29日にグリフィス大学を見学させていただいた。お世話になったW先生に感謝する。W先生にはせっかくレンタカーを借りているのでドライブをとすすめていただいたが、体調が悪くそれどころではなかった。この時点では熱は36度後半となり、一旦落ち着いていたため、熱が下がるまでさらに休養すれば良いと思っていたのである。しかし帰国する30日になっても、いっこうに熱が平熱まで下がらずボーッとした状態であった。このままでは帰国のフライトが地獄になる。クレジットカードに海外旅行の保険が付帯していることを思い出し、窓口に電話し30日の午前に受診できる病院を紹介してもらった。こういうこともあろうかと、「保険のご案内」リーフレットを持参しておいたのだ。
紹介してもらった病院はブリスベンの中心地にある日系のクリニックで、検査の結果B型インフルエンザであった(日本と同じく鼻の奥を採取する)。発症して48時間を越えていると思われることからリレンザの投与はできず、このまま休養し、発熱時には解熱鎮痛剤、抗炎症剤を服用するようにアドバイスを受けた。ちょっとビックリしたのが、薬が「○日分」ではなく、箱ごと処方されたこと。また、病院じたいかなりカジュアルな雰囲気で、診察中もフレンドリーに会話されるドクターであったのも少々びっくりした(日本人ドクターです)。これらの診察、投薬すべてはクレジットカード付帯の保険で賄うことができた。面倒な手続きは一切なく、クリニックで渡された書類にカード番号を記入するだけであった。今回はカード付帯とはいえほんとうに助かった。
帰国のフライトは案の定苦行となってしまった。もちろん解熱鎮痛剤を飲めば熱は抑えられる。しかしこれは免疫の働きを抑えていることに他ならないため、結局インフルエンザを長引かせることになってしまう。インフルエンザであることをCAに知らせると、色々と特別対応モードになった。どこのトイレを使ったかとか、鳥との接触はなかったかとか、うんざりである。別の話になるが、オーストラリアでマスクをしていると予想通り奇異の目で見られた。「He is a doctor.」とか言われたが気にしないことにした。
こんな調子で帰国しても熱が下がらないため、帰宅後の夕方病院に駆け込んだ。先生にオーストラリアで処方された薬を見せると、やはり箱ごと出していることに驚いていた。また、日本は医療保険に基づく診療が一般的だが、欧米はいわゆる自由診療のため、言わなければ、またお金を出さなければ、ある程度の診療で終わることが多いのではと仰っていた。病院がカジュアルな雰囲気であったことを思い出し納得した。ラピアクタ(点滴)を処方してもらい、体を温める漢方薬を出していただいた。
結局熱が下がったのが4/1で、その後も体調が戻らず4/5まで休暇をいただくことになってしまった。全力疾走できるようになったのが4/13なので2週間以上かかったことになる。ほんとうにインフルエンザは大病である。
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ジョン万への道(1) 「在外研究」「サバティカル」?
学生の頃から海外で暮らしてみたいと思っていた。学部生のころ、交換留学生面談のため偉い先生の部屋に乗り込んでは自分の未熟さを露呈していた。(5年ビハインドがある学生ではあったのだが)ほんとうに若気の至りとしか言いようがない。その後の修士課程から学位取得まではそのようなコンテキストは一切なかった。 (さらに…)
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WordPressでBibTeX業績リスト
もちろん古い人間なのでBibTeXを使いたい訳である。WordPressにはPaperciteというプラグインがある。WordPress内で参照を扱うことができるなど多機能のようだが今回は管理している業績をWebに公開できればそれで良いのでハマらないように飛ばす。
- Papercite Pluginのアーカイブをwp-content/plugin以下に解凍
- ドキュメントを精読する
- Data structure
- 今回はbiblistを使用したいだけなので飛ばす。bibファイルはwp標準のmedia library経由で使えるようだ。
- BibTex entries
- 今回はbiblistを使用したいだけなので飛ばす。
- Attached files
- 今回はbiblistを使用したいだけなので飛ばす。
- Usages (コマンドの関係で括弧の前をエスケープしている)
- リストするには \[bibtex\] で良い。bibファイルをhttpで読み込むことも可能。
- Filtering mode \[bibfilter…\]
- \[bibshow…\]
- Data structure
- メディアライブラリでbibファイルをアップロードする
- 文献リストを出力するコードを記事に記述する。今回はFiltering modeを使用。
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「倫倫姫アップデート2015: 学認連携Moodleの利用拡大と運用の改善」が大学ICT推進協議会2015年度年次大会優秀論文賞を受賞しました
情報倫理eラーニング教材の開発と運用における改善をまとめたものが評価されました。ありがとうございます。開発と運用にご尽力いただいている皆様、利用機関の皆様にこの場をお借りして深く感謝いたします。今後も継続的な改善を進めて行く所存です。
1 題 目
倫倫姫アップデート2015: 学認連携Moodleの利用拡大と運用の改善2 著 者
上田浩(京都大学/国立情報学研究所),中村素典(国立情報学研究所)3 選考理由
著者らは,情報倫理教育のためのコンテンツである「倫倫姫」を学認連携Moodle上で継続的に運用してきている。本論文では,コンテンツのアップデートと運用する際に問題となった点の改善点について報告している。コンテンツについては,教育の実効性を高めるため,Moodleの利用制限 (Conditional Activities) 機能を用いて総合テストのみ受講することを不可能とするよう改良した。また,教材構造を改良し,関責任者が受講記録を確認するときのシステム負荷の低減を実現した。教育の実効性と運用の効率性を高めるための有益な情報を提供しており,高く評価できる。 -
RapidMinerことはじめ
RapidMinerはデータ分析に使う著名なソフトウェアであり、ググるとKSKなんとかという会社のページが先頭に来るが、ここは無視してもよい。
本家に行くと、何やらログインが求められたり、Starterだ、Communityだとエディションの違いについての説明がうるさい。こういう分かりにくいソフトウェアはろくなものがないというのが私の持論だが、KSKの説明によれば、ダウンロードしたままのものがFreeのStarter Editionで、アカウントを作成してサインアップしたものがCommunity Edition、対応データベースが増えたりSPSS、SASデータファイルの読み込みにも対応した有償のものがProfessional Editonということになる。なぜこのような形になっているかについてはここの説明の通り、コアはオープンソース化し、サポートを有償としたということのようだ。
私はedXの「Big Data in Education」を遅まきながら受講しているため、Wekaが必須であった。もちろんWekaはRapidMinerとは独立した別のソフトウェアであるが、RapidMinerのライブラリ/プラグイン的にWekaが使えるようになっており、「MarketPlace」からダウンロードする。その際RapidMinerのアカウントが必須となるので、Editonはこの制約によりCommunity Editionとなった。
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SCORM 2004をSCORM 1.2にダウングレード
MoodleのSCORM 2004サポートしない問題については先の記事にまとめた通りである。この他にも、私達が開発しているeラーニング教材はMoodleで「完了」ステータスのAPI呼び出しができないという問題があり困っていた。仕方がないので以下の手順でSCORM 1.2化することにした。
- Moodleで「完了」ステータスが動作するパッケージのうち、複雑そうでないものをダウンロード
- 解凍し既存コンテンツとマージする
- imsmanifest.xml の編集
- JavaScriptの確認
- 既存コンテンツで読み込んでいるJavaScript部分の一括編集(TextSS.netを使った)
- できたimsmanifest.xmlを「eXe」でSCORM1.2プロファイルで読み込みエラーがないことを確認
地味な作業である、いつかはやらなければならないものだった。
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LMSログとマイニングツール/概念あれこれ
前々から行いたかった、LMSに蓄積されているログを対象データとした研究について。
行いたいことはテキストマイニング(これはこれで「重要文抽出」「キーワード抽出」「トピック抽出」「テキストの一貫性評価」「複数文書要約」「テキストクラスタリング」などの面白いトピックがある)ではない。LMSで提供しているSCORMコンテンツの改善を目的とし、データベースなど構造化されたものから、ユーザに着目した分析となるであろう。データマイニングと言えるかもしれない。たとえば、BovoらはEDM2013、ICEEE2013でユーザそれぞれについてのログイン回数、最終ログイン、学習時間、レッスン読了数、ダウンロード数、小テスト、課題の評定と各種平均を正規化したデータをWekaでクラスタリングしている。
Wekaについては、恩師である渡邊裕司先生もお使いであると仰っていた、それなりに実績のあるツールのようだ(本やOERもある)。森幹彦先生には、orangeというビジュアライズされたワークフローを作成できるPythonベースのツールを紹介していただいた(活用している方のブログ記事)。また、これらのツールを比較した解説もある(これとかこっちとかスライドも)。
ただし、ツールは夢のようなものではなく、それが何を行っているのか理解できない者が使うべきではない。当たり前だが、ツールを使うことが目的になってはならない。最終目的はコンテンツの改善である。ただ、ログなんぞから、ユーザの「学習」状況など分かるはずがない。しかしながら、全てをきちんと受講している「可能性」のある閲覧状態というのはあるはずである(受講していてもタレ流しかもしれないから)。
- SCO単位の受講率(というのか?)
- 各SCOの所要時間以上で受講している割合(クエリがちょっと難しいかもしれないが分かれば面白い)
SCO単位の受講率と総合テストの成績の相関は容易に分かる。これに加えて上記2が分かれば、オンラインかつモチベーションがない、強制的にやらされる「○○○○についての学習」というシチュエーションで、ユーザの「飽き」と「作業ゲー状態」を検出することができるかもしれない。また、たとえば次のようにユーザを分類し、アダプティブなコンテンツとすることも考えられる。
- まじめに受講した結果成績が良い
- そもそもICTスキルが高く、受講せずとも成績が良い
- それ以外、また他の分類
決してバズワードの研究分野のつもりはありませんから!