理由はKeukenhofの開園が5月12日までだと聞かされたからである。Keukenhof とは多種多様かつたくさんのチューリップが咲き乱れる、オランダに観光に行くなら誰もが行く公園である。名前までは日本人には知られていないかもしれないが、そこにはいわゆるオランダのイメージ、いやそれ以上の見事な光景があった。
(5/10) Keukenhofはアムステルダムとロッテルダムの間に位置する、スキポール国際空港からのバスでアクセスするのがいちばん便利である。公式サイトで空港からのバス(往復!)と入園の割引チケットを購入できる。空港から30分あまりで到着。今回はクラクフからWAW経由の朝一番のフライトで午前中にはスキポールに到着し、混雑する前に入場できた。
オランダの公共交通は OVPay と呼ばれる枠組みに対応しており、基本はキャッシュレスである。電車に乗車する時にクレジットカードのみでOKであった。つまり、クレジットカードが Suica のような感覚で使えるということで、ある意味では日本より進んでいる。しかし、ここはヨーロッパであり何があっても驚いてはいけない。決済手段は複数準備しておくのが吉である。実際、準備していたデビットカードはカードリーダーに一切反応がなく、仕方なくバックアップとして準備していたクレジットカードで乗車することになった。
(5/11) さて、オランダといえば風車、風車といえば世界遺産の Kinderdijk である。Kinderdijk に行くには、まずロッテルダムに行かねばならない。ロッテルダム中央駅からトラムで河口まで行き、そこからはWaterbusを使うのがよくある経路のようだ。
このWaterbusはかなりお勧めで、次の乗り換え先はどこかと焦ってスマホを見る必要がなく、40分ほどゆっくりとロッテルダムの景色を楽しめる。
Kinderdijk の景色は、その素晴しさだけでなく、水を大切にするという示唆に富むものであった。
(5/12) アムステルダム国立美術館で素晴しい所蔵品の数々から、多くの学びがあった。
急に思い立った小旅行は大満足であった。