ジョン万への道(完) 採択

京都大学概要、総長からのリコメンドレター、研究担当理事からの経費負担証明書。こんな立派なものをいただき恐縮している。
総長からのリコメンドレターと研究担当理事からの経費負担証明書。こんな立派なものをいただき恐縮している。

7月8日付で採択された旨のメールを7月11日に受信した。ひとまずはホッとした。ここまでをふりかえると、重要なことはただ一つで、「部局内締め切りを守る」ことに尽きる。私のように直接提出すればいいと甘く考えていると、突貫工事の申請書を提出し、完成度の低いその申請書をお忙しい先生方に(強制的に)読ませてしまい、申請書の書き直しという悪循環を招く。自分の時間だけなら良いが、事務方含め、かかわったすべての人達の時間を奪う結果となってしまった。全くもって腑甲斐無い限りである。

一方、申請を通じ良かったと感じたこともある。渡航先を国や地域ではなく、あくまで研究内容で選定したことである。在外研究を指向しはじめた当初は英語圏が良いと考えていたが、そういうフィルターは一旦外して受入先を探すことにして正解であった。

これで終わりではない。国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)への申請や滞在に必要な手続き、引っ越しの準備など山積みである。もちろん9月いっぱいまでは通常の業務があるので準備に専念できたりはしない。

採択通知から数日後、総長からの推薦状と受入先へのギフトが送られてきた(本学の代表としてよろしくお願いしますという趣旨のことが書いてあり身が引き締まる思いがする)。これらはUSI到着後に直接手渡そうと思っていたのだが、あちらの学長は8月いっぱいで交代するかもしれないとのことで、急ぎEMSで送付することにした。

採択通知を受け取ったことまでで、一旦「ジョン万への道」シリーズとしてはサンセットとしたい。

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