通研新棟を見学してきました

「通研」とは、東北大学電気通信研究所のことで、光通信、八木宇田アンテナ、垂直磁気記憶、フラッシュメモリなど、数々の業績を積み重ねてきた研究所である。私などが紹介するまでもない。私の研究者としてのキャリアはここ通研からスタートしたため思い入れがある。そういう意味でも、通研が青葉山地区に移転することに一旦決まった時は寂しく思ったが、結局片平地区にとどまることになり、新棟が完成した。セミナーに登壇するため仙台を訪れたので素通りするわけには行かない。

通研新棟入口より
通研新棟入口より

内部は開放的な空間が広がり、うらやましいの一言。

RIECロゴは八木宇田アンテナをモチーフにしています
RIECロゴは八木宇田アンテナをモチーフにしている

菅沼研、木下研、FIRにおじゃましてきた。また、私を拾ってくださった鈴木陽一先生にご挨拶に伺ったところ、実験室を案内していただいた。しくみマニアとしては堪らない空間で凄いの一言。通研の皆様、本当にありがとうございました!

無響室。ノイズを人間に聞こないレベルのさらに下に抑えた部屋で東大生研と並び国立大学随一の設備とのこと。
無響室。ノイズを人間に聞こないレベルのさらに下に抑えた部屋で東大生研と並び国立大学随一の設備とのこと(鈴木陽一先生談)。床はさらに2mていど下にある。
シールド室。シートはリニアモーター駆動で移動でき、不要なノイズが発生しない。
シールド室。シートはリニアモーター駆動で移動でき、不要なノイズが発生しない。
投稿日:
カテゴリー: 日記 タグ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です