3月に小名浜で開催されたIOT28で下記の発表を行いました。内容は、一斉ネットブートの際のトラフィックを計測して、改善のための材料とするというものです。十分練れていなかったので様々なご指導を頂戴しました。
ネットブートのキャッシュの有効性に着目した教育用端末トラフィックの評価
上田 浩(京都大学), 外村 孝一郎(京都大学), 石井 良和(京都大学), 植木 徹(京都大学)
その中で、
すべての端末が一斉に起動したとしても、すべての端末の起動終了が同期するはずはないが実際はどうなっているのか?
という質問を頂戴しました。たしかにそうです。原稿を執筆するときにこのことに気付いていなければいけなかったのですが…。
データの計測と可視化をお願いした @daisuke_k さんが、起動終了時刻が分かるグラフ(rc_update_boot_pvs_stacked_finline)を描いてくれました。
- 端末のイメージのアップデートをした直後に起動したときの PVS のトラフィック
- 縦軸に平行な黒線が、11 * n + 1 (n=0,1,2,3,4,5,6) 台目の起動が 終わった時間
- いちばん右の黒線がすべての端末の起動が終わった時間

やはり早い者勝ちで帯域を次々に使うという傾向は変わっていないと考えられます。つまり、一斉に起動したとしてもネットワークを含むネットブートシステム系がボトルネックになり、一斉に起動が完了することがないという事例となりましたが、早い者勝ちとなる事象がPVSログイン以前のDHCPにあるのか、それともPVSにあるのかについては今後の課題とします。
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