遠く離れた異国で、どこに住むかは重要な課題である。サバティカル受け入れ先大学が全て用意してくれる場合はラッキーであるが、自分自身でアクティブに動かないと何も進まない。今回お世話になる UJ には International Relations Office があり、Accomdation についても記載があった。これは期待できると問い合わせたところ、長期的な住まいについては自分で借りてくれという返答であった。
最も良いのは、出国前に住所が決まることである(荷物をそこに送ることが可能)。一方、決めることを優先してしまい、物件を見ずに決めることにはリスクがある。今回はホストのBipin教授のご親切で、荷物を一旦研究室に送らせてもらうことになった。このことについては記事を改めたい。これで、クラクフに行ってから物件を実際に見て探せることになる。もちろん、入国してから物件探しの間は一時的に住む場所が必要なので、今回は7日間アパートを借りることにした。アパートはクラクフ中央駅から徒歩圏で、洗濯機とキッチンがあることで、幸い Booking を通して予約できた。


ここからが問題である。入国した3月29日はイースター休暇の時期だったのである!事前に調べておけという話ではあるが、イースターは4月になってからとしか認識しておらず、毎年大幅に時期が変わることを全く知らなかった。したがって街は移動の人でごった返している割には、不動産屋にかぎらずお店が閉まっているという最悪のパターンとなった。これに土日が重なり、最初の4日間は何も物件探しができず…。
結局、Facebook の Krakow Apartment 4 Rent グループを通じて、道路を挟んで向かいのアパートを借りることができた。家賃は光熱費、インターネット接続を含め月々5,000PLNほど。これが安いか高いかは分からないが、ようやく落ち着いた。

