ルガノ市への転入登録

英語にするとツーリスト向けのサイトに遷移するという優しい仕様である…
英語にするとツーリスト向けのサイトに遷移するという優しい仕様である…

カントンへの登録つまり滞在許可にだけ頭がいっぱいになっていてルガノ市(Città di Lugano)での手続きをしていなかったのであわてて行ってきた(Webでは「8日以内に手続きするように」と書いてあるが後の祭である)。それにしてもイタリア語しかまともなコンテンツがないのはなんとかならんのか…。いわゆる中心部に「PuntoCittà」というサービスセンターがあり、そこに必要書類を持って行けば良いようだ。必要書類とは:

  • パスポート
  • パーミット(あれば)
  • アパートの契約書
  • 戸籍謄本
  • 健康保険関係書類
  • AVS(Address Verification Systemのことらしい。USIの事務に発行してもらうものらしいのでリクエストした)

健康保険関係書類とは、無保険ではないことを主張するためのもので、私は出国ギリギリに「適用証明」というものの発行依頼をしてEMSで送付してもらった。スイスと日本の間には「社会保障協定」が締結されており、日本の保険と年金に加入していればスイスではあらためて保険と年金に加入する必要がないという制度のようだ。ただし、だからといってスイスの病院に行って3割負担になるかどうかは定かではない。今のところ、以前の記事の通り別途加入した駐在向け保険をフル活用しているから確かめようがない。今回の転入登録で何らかの答えがあるものと思っていたが、コピーされておしまいであった。この協定についてはまた稿を改めたい。
では、いざ「PuntoCittà」窓口へ…。いつもの通り「Inglese?」とつぶらな瞳で訴えたが、「No. Sono Italiano.」と冷たくあしらわれた。仕方がないので「Nuovo Arrivi」などという怪しい表現でコミュニケーションを試みたがあまり役に立たず、持参した書類でようやく用件を理解してもらった。その後はほとんど記載事項の確認しかなかったので、問題なくコミュニケーションできた。書類をコピーされた後、署名しておしまいである。

追記:「宗教は」と尋ねられたのには閉口してしまった…。

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