遂にはじまった。色々熟慮の末、オンラインの利点を最大限活かすにはどうするか考えてみた。オンラインの意味は「時間と場所の制約から学びを解き放つ」ことに尽きると考える。
3月末は、LMSとWeb会議システムをLTIで接続するというテクニカルな興味ばかりであった。しかし立ち止まって、オンライン授業でしかできないことを追求するのが良いと考えるに至った。私のオンライン授業は以下の通り:
- リアルタイムオンライン授業はしない
- よって出席確認もしない(学生諸君、LMSのログを見ればアクティビティが分かることに気付いているか?)
- ディスカッションはTwitterもしくはLMS、もちろんeメールでも受け付ける
- 教材の公開を授業までに
- 教材はLMSネイティブのコンテンツ(クイズやHTML)を優先する
- スライドを提供する場合は、私のスライドは「読んで分かる」ものではなく、口頭説明を補足するためのもののため、音声を別mp3で作成してLMSに配置
- これでLMSのファイル容量制限を回避
- 録音の時に「スライド◯ページを見てください」と言うようにすればよい
- 課題を毎週出す
- フィードバックをできるだけ早くする
音声ファイルの準備には、マイクがあれば便利である。Windows標準の「サウンド レコーダ」で録音すると m4a になってしまうため、ffmpeg で変換すればよい。
for FILES in *.m4a; do ffmpeg -i "$FILES" -acodec libmp3lame -aq 2 "${FILES%.m4a}.mp3"; done