投稿者: uep

  • 「有線/無線LANによるシングルサインオンと学認連携」セミナーで講演しました

    「Office365 Educationの真実…」がスラドに取り上げられたという話をしているところ
    「Office365 Educationの真実…」がスラドに取り上げられたという話をしているところ

    アルカテル・ルーセント・エンタープライズの和田様から「「有線/無線LANによるシングルサインオンと学認連携」セミナー」登壇依頼をいただきました(講演資料)。最近はOffice365の話をしてくれと言われてばっかりなのですが、今回は認証VLANの話も含め(いやそっちがメイン)ることになりました。思えば2006年に前任地の群馬大学で統一の認証基盤の構築をはじめたとき、精神的には誰も味方がいない状態からのスタートでした。センターじたい人心バラバラ、もちろん部局ごとにメンタリティがまったく違うところに、単科大学出身でそれまで研究所という閉じた環境にいた、怪しい関西人の若造がいきなりぶち上げたのですから…。

    こういう図で偉い先生方に認証統合の重要性について説明しました(遠い目
    こういう図で偉い先生方に認証統合の重要性について説明しました(遠い目

    群馬大学では様々な出会いがあり、結果的には上司にもCo-Workerにも恵まれ、認証基盤の構築とセットで「キラーアプリになるサービス」を次々に打ちプロモーションするという方針を貫くことができたと思います。
    私的には最大のキラーアプリはMACアドレス認証VLANでした。これと光直収,FTTDを組み合わせた学内LANは分かりやすくシンプルでインパクトがあったと自負しています。

    速い、故障なし、部局ルータ排除という「やりたいこと」が詰まった学内LANです
    速い、故障なし、部局ルータ排除という「やりたいこと」が詰まった学内LANです

     

  • beamerでオーバーレイ画像

    オーバーレイ画像というか、スライドいっぱいに画像を貼りたいときがあるがbeamerでは \usebackgroundtemplate を使う(この方法しか知らない)。いつも分からなくなるのでメモ。もっと良い方法を知っている方教えてください。

    [code]
    {\usebackgroundtemplate{\begin{picture}(352,272)(0,0)%単位はpt。(352,272)はスライド幅
    \put (0,0){\includegraphics[width=\paperwidth]{imagefile}}%左下隅に画像
    %\put (0,0){○}%原点は左下
    %\put (10,10){△}
    %\put (250,200){.}
    %\put (300,200){◎}
    %\put (360,200){●}
    \end{picture}}
    \begin{frame}{スライドタイトル}

    \end{frame}
    }
    [/code]

    2015/12/01追記:width=.5\paperwidthと意味不明な記述があったので左下に画像を配置し、かつ紙面いっぱいになるようなソースに修正。

  • CLE16で京都大学におけるMicrosoftクラウドシステムの運用について発表しました

    熊本で行われた、情報処理学会CLE研究会で「Office365 Educationの真実:カイゼンの裏にあるもの」と題して発表してきました。なぜこのネタでCLEなのかというツッコミを受けそうですが、単に熊本に行ったことがなかったからです。また、3月末で運用を離れたので、一旦Wrap upしようという意図もあります。

    プレゼンはUSBブートのChronium OS (つまりPowerPoint Free, Windows Free)で行いました。理由は予稿をご覧いただければ分かる通り、3年余りの運用を通して、Microsoftのソフトウェア、システム運用、サポート体制に強い不信感を持たざるを得なかったからです。

    もちろん離れてしまったので言いたい放題というのもありますが、日本の場合MicrosoftとSIerのフィルタリング(しかも、MicrosoftはSIerに上から目線なのです)でこのような話は日の目を見ていないのだと思います。少々当惑しているのですが、この話はスラドで取り上げられてしまい、それなりに賛否両論が渦巻いたようです(これこそ私の意図であり、我々は思考停止してはいけないのです)。

  • IOT28での質問: ネットブート端末起動のバラツキは?

    3月に小名浜で開催されたIOT28で下記の発表を行いました。内容は、一斉ネットブートの際のトラフィックを計測して、改善のための材料とするというものです。十分練れていなかったので様々なご指導を頂戴しました。

    ネットブートのキャッシュの有効性に着目した教育用端末トラフィックの評価
    上田 浩(京都大学), 外村 孝一郎(京都大学), 石井 良和(京都大学), 植木 徹(京都大学)

    その中で、

    すべての端末が一斉に起動したとしても、すべての端末の起動終了が同期するはずはないが実際はどうなっているのか?

    という質問を頂戴しました。たしかにそうです。原稿を執筆するときにこのことに気付いていなければいけなかったのですが…。

    データの計測と可視化をお願いした @daisuke_k さんが、起動終了時刻が分かるグラフ(rc_update_boot_pvs_stacked_finline)を描いてくれました。

    • 端末のイメージのアップデートをした直後に起動したときの PVS のトラフィック
    • 縦軸に平行な黒線が、11 * n + 1 (n=0,1,2,3,4,5,6) 台目の起動が 終わった時間
    • いちばん右の黒線がすべての端末の起動が終わった時間
    起動完了などの時間と トラフィックの関係
    起動完了などの時間とトラフィックの関係

    やはり早い者勝ちで帯域を次々に使うという傾向は変わっていないと考えられます。つまり、一斉に起動したとしてもネットワークを含むネットブートシステム系がボトルネックになり、一斉に起動が完了することがないという事例となりましたが、早い者勝ちとなる事象がPVSログイン以前のDHCPにあるのか、それともPVSにあるのかについては今後の課題とします。

  • 学術情報メディアセンターセミナー「IoT時代の認証とセキュリティ」開催しました

    4/28(火)に、学術情報メディアセンターセミナー「IoT時代の認証とセキュリティ」開催しました。認証システムの運用は私がこれまで情熱を傾けてきたもので、今回は生体認証とパスワード認証を含む実運用の認証方式についてご講演いただきました。いずれも興味深いもので、聴衆を含めた議論は多いに盛り上がりました。

    DSC_0003
    名古屋市立大学 渡邊裕司先生「モバイル端末における行動的特徴に基づく生体認証」
    大阪大学 江原 康生先生「総合大学における統合認証基盤システムの構築と課題」
    大阪大学 江原 康生先生「総合大学における統合認証基盤システムの構築と課題」

    セミナーのタイトルがミーハーになってしまったのは私の不徳の致すところです。今回は「認証/認証システムって奥が深いな〜」と共感いただければセミナーは成功したと言えるでしょう。

  • Emacs 24.5 で「作業ディレクトリ」を指定すると

    過去の記事でまとめた通り、Windows8でEmacsを起動するショートカットに「%USERPROFILE%」を設定すると、find-file (C-x C-f でファイルを開く)でUNIXで言うところのホームディレクトリからスタートできた。4/11にリリースされたEmacs24.5では以下のようになり正常に起動できないことを3台のWindows8.1で確認。

    • 作業ディレクトリをデフォルトの、「C:\Program Files\emacs\bin」などrunemacs.exe があるディレクトリにする
    • find-file のデフォルトディレクトリは別途設定(参考)

      [code](setq command-line-default-directory "~/")[/code]

    Emacs24.5 init Error
    2016.6.6追記

    initを綺麗にしたらWindows10で起動できないという事象は発生しないことを確認。

  • マザーボード&光学ドライブ刷新

    日々の仕事に差し障りがある不具合にずっと悩まされたため、マザーボードを刷新することに。やはりというか、ASUSに戻ることにした。チョイスしたのはCPUがそのまま使えるIntelメインストリームチップセットで、Bluetoothと無線LANがあるものから、Z97-DELUXE(NFC&WLC)とした。

    仮組み
    仮組みしたところ。LGA1150なので、当然以前のCPUクーラーが使える

    また、光学ドライブはパイオニアBDR-S09J-Xとした。刷新後、SSDのRAIDが不安定でブートしたりしなかったりという現象に悩まされたが、恐らく私の勘違いで、接続するポートを変更してからは問題ない。

  • ipsj.cls で uplatex –> NG

    この記事は ipsj.cls で困っている皆様に捧げます。関係するファイルをUTF-8にすれば良いという記述がネットで散見されるが、私の環境では uplatex でタイプセットしようとすると、

    ! LaTeX Error: Font family `JT1+gt’ unknown.

    See the LaTeX manual or LaTeX Companion for explanation.
    Type H <return> for immediate help.

    l.255 …tShape{JT1}{gt}{m}{it}{<-> ssub*gt/m/n}{}

    と怒られてしまう。もちろん、platexでタイプセットすれば良いのであるが、追求してみる。
    エラーのさいごの行は ipsj.cls のフォント定義部分である。そこで、ここを参考にして、ipsj.clsの{JY1}を{JY2}に、{JT1}を{JT2}に置換すればタイプセットできた。しかしPDFが文字化けしてしまったorz。

    結局は、ptex2pdf -l -ot でタイプセットすることにした。つまりIPSJのクラスファイルがTeX実装についていっていないということになる。

  • 「Office365への移行と認証連携事例の評価」が優秀論文賞を受賞しました

    クラウドシステムの移行とShibboleth認証への対応を同時にえいやで行い、四苦八苦した経験をまとめた論文「Office365 への移行と認証連携事例の評価」が大学ICT推進協議会 2013年度年次大会にて優秀論文賞を受賞しました。昨年度はOffice365にふり回されていた感が強いのですが、このように評価いただき、うれしいやら困ったやらです…。これは決して私ひとりの賞ではなく、センターで共に仕事をさせていただいている皆様のものです。今後どうなるか分かりませんが、シンプルで分かりやすい仕事に努めて行くという指向は変わりません。どうもありがとうございました。

    ICTDSC_0011

  • MSYS2で最小限のUNIX環境を

    Cygwinだけは使いたくないのでMSYS2をインストール。インストール直後は最小限のパッケージしかないため、必要なものはpacmanでインストール。プロキシを越えるには環境変数http_proxy,ftp_proxyを使う。lookupをmakeするために必要だったのは下記。

    [code]
    pacman -Sy
    pacman -S autoconf automake texinfo make
    [/code]

    2015.11.09 Perl関係で必要だったモジュールをインストールしたコマンドログを追記[参考]。なお、パッケージ一覧は「pacman -Sl」で出力される。

    [code]
    pacman –needed -Sy bash pacman pacman-mirrors msys2-runtime
    pacman -S git
    pacman -S perl-LWP-Protocol-https
    [/code]